Book

ライト、ついてますか

『ライト、ついてますか』を読んだ。人は、問題が与えられるとすぐにそれを解決しようと躍起になるが、まず初めに、問題が発生した起因となる問題、つまりメタ問題についてあれこれ考えてみよう、という話。ふざけた内容の例話を読み進める内に、自然と意思…

人を動かす

『人を動かす』を読んだ。原題が "HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE" とあるように、人と接するためのハウツー本である。ビジネスマンのみならず、全ての人に読んで貰いたい一冊。 人は、学校や会社などの組織に所属することで、経験的に他人との接…

Advanced ActionScript 3 with Design Patterns

『Advanced ActionScript 3 with Design Patterns 』では、最初のパターンとして MVC パターンを紹介している。Moock 本の MVC パターンの解説に比べ、非常に簡潔にまとまっていると思う。Moock 本ではコードと説明が冗長で、設計は優れているものの実用的で…

すぐれた意思決定―判断と選択の心理学

「すぐれた意思決定」を読んだ。ひとえに意思決定と言っても、意思決定するための意思決定、すなわちメタ判断から、直感、推論、組織で行う意思決定に至るまで非常に幅広い。それら全ての意思決定の背後には、必ずバイアスや罠が存在しており、正しい意思決…

Joel on Software

「ジョエル・オン・ソフトウェア」を読んだ。ブログを書籍化したものなので、全体的に軽快な口調で書かれていて読みやすい。辛辣な意見や強引な例え話が笑いを誘う。 前半は、プロジェクトの進め方や仕様書の書き方など下流のトピックが多めで、後半は、Amaz…

自分のペースでゆったり学ぶ TCP/IP

「自分のペースでゆったり学ぶ TCP/IP」を読んだ。TCP/IP モデル、ネットワークの基本的な知識が身に付く良書である。技術書なのにも関わらず、まるで児童書のような構成で、読了後にはすっかり癒されてしまった。

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない

「人月の神話」を読んだ。ブルックスの法則は「遅れているプロジェクトへの人員追加はさらなる遅延をもたらす」として有名。では、プロジェクトが成功するための本質とは何だろうか。ブルックスは 1 つの結論を出している。 成功のためには、プロジェクトに…

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか

『ザ・プロフィット』を読んだ。23 の利益モデル (ビジネスモデル) をストーリー仕立てで解説している。普段、自社の利益のことをあまり気にせずに仕事をしていたので、「自分の仕事がどれだけ自社の利益に結びついているか」「自社のサービスで新しい利益モ…

[新版] MBA クリティカル・シンキング

「MBA クリティカルシンキング」を読んだ。堅苦しい説明ばかり記述されているのはなく、要所要所でショートストーリーや練習問題が織り込まれており、非常に読みやすかった。ページをめくる度に、自分がいかに問題を論理的に考えておらず、短絡的、直感的に…

Head First デザインパターン

「Head First デザインパターン」を読んだ。単純に面白かったです。技術書を読んでいるというよりは、東海林さだおのエッセイを読んでいる感じ。500 ページ強のボリュームだけど、その大半が小話であったり Q&A なのです。 肝心の内容も優れています。頭ごな…

7つの習慣 / スティーブン・R. コヴィー

7つの習慣を読みました。表紙をめくると「成功には原則があった!」の文字と、自信ありげなスキンヘッドのおっさん(著者)の写真がドーンと有り、なんとも胡散臭そうな本だなあという印象を持ちます。が、各習慣毎に考えさせられ、頷かせる内容です。 第一の…

今夜わかるHTTP / 上野 宣

「今夜わかる HTTP」を読みました。HTTP っていうのはプロトコルの一種で GET や POST っていうメソッドがあって…ってことくらいは解るけど、実際、ブラウザがサーバとどんなメッセージをやりとりしているのかはよく知らない。って人にお薦めの一冊。理解度…

ウェブ戦略としての「ユーザーエクスぺリエンス」 / Jesse James Garrett

ウェブ戦略としての「ユーザーエクスぺリエンス」を読んだ。今まで情報デザインとか情報アーキテクチャがどんなものか知らんかったもんで正直感動した。 戦略だよ、戦略。しかもウェブの戦略。戦争かっつうのね。「軍曹!あすこに敵兵がいます!」「なんだと…