Code Complete 第2版〈上〉

Code Complete 第2版〈上〉』を読んでいる。とにかくボリュームがあるので、頭の方は斜め読みし、実践的な 6 章「クラスの作成」あたりからじっくり読んでいる。

7 章では「高品質なルーチン」と称してメソッドの作成方法が書かれているが、日頃何気なく作成しているメソッドにも、

  • メソッド名は適切か
  • 内容はメソッド名に則しているか
  • 引数の数は正しいか
  • 引数の順序は正しいか
  • etc...

と、いくらでも議論の余地がある。ちなみに、引数の数の許容範囲は 7 つまでだそうだ。個人的には 4 つでも多いと感じる。ActionScript の createTextField メソッドの引数の順序は未だに覚えられない。

public createTextField(instanceName: String, depth: Number, x: Number, y: Number, width: Number, height: Number) : TextField

せめて座標系だけでも外に出せそうだが。

8 章以降は、変数に 100 ページ強、ステートメントに 150 ページほど割いて掘り下げている。参考文献の量も半端ではないので、技術書カタログとしても使えると思う。

対象読者

プログラミングが好き、美しいコードを書きたい、コーディング標準に興味がある。このような人にお勧めしたい。

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