スタンドアロンプレイヤと Safari ではムービーの実行速度が異なる

Flash Player 8 になり、Mac での実行速度が改善されたと思いきや、一部の環境では遅くなるケースがあるという。実際、スタンドアロンプレイヤ上での実行速度に比べ、Safari 上での実行速度が半分近くに落ちてしまうのを確認した。

Mike Downey のブログMac での Flash Player 8 に関する話題を good news として報告しているが、コメントを見ると避難や落胆の声が多い。

FLASH 8 RUNS FINE IN THE STANDALONE PLAYER ON MAC, YET RUNS REALLY, REALLY SLOW IN EVERY BROWSER ON MAC.

では、Mac 上の Flash Player 8 が技術的にどう改善されたかというと、メモリコストの低下と、描画エンジンに OpenGL を採用したのがそうらしい。デベロッパーセンターに詳しいことが書かれている。重要なのはページ中程にある節。

この改良機能は Safari 上での表示の全体的なパフォーマンス強化に貢献しますが、ガベッジコレクションの仕様変更同様に、一部のケースでは逆にパフォーマンスが悪化する場面もあり得ます。OpenGL には、それ自体にいくつかの制限があり、古い (遅い) システム上では Mac OS X がフレームレートを毎秒 30 フレームに制限します

ということは、OepnGL や OS X のアップデートでパフォーマンスの低下を回避できるのだろうか。