『ストレスマネジメント入門』の読書メモ。
目次
- あなたを取り巻くストレスを再認識しよう
- ストレスマネジメントに取り組む基板をつくる
- タイムマネジメント
- 認知的ストレス対処法
- コミュニケーションは身を助ける
- 適切にサポートを得よう
- リラクセーションのすすめ
- ストレスに強くなるチャレンジングという方法
- 「働くこと」を見直すキャリアカウンセリング
- ストレスマネジメント活用事例
べき思考にとらわれすぎない
物事の正誤や善悪はそう簡単に「〜べき」で規定できるものではないことを自覚し、「〜べき」という硬い考えが顔をのぞかせたら、「本当にそうでなければならないのか?」と考えてみてください。
"ベッキー" にならないようにしよう!
白黒思考も危険
ほとんどの問題は、白か黒か、ゼロかヒャクか、と完全に決められません。事実や問題解決の方法はその中間にあることが多いのですが、両極端な見方をしてしまうため、完全を求めすぎたり、硬直した考え方になったり、他社との意見の調整ができなかったりします。
曖昧さや妥協も必要。柔軟にね。
睡眠が大事
昼間に 15 分〜 30 分だけ寝ると、疲労改善に効果的らしい。徹夜は駄目絶対。
MP を意識する
自分の心のエネルギーがどれだけ残っているか意識するとよい。「今日はエネルギーが少ないな。早く寝よう」というふうに。
アンガーコントロール
アンガーコントロールの 3 つのステップ。
- 自分の怒りの感情に気づく
- 怒りを静める
- 怒りを表現する
怒りを静める方法は、「心の中で"落ち着いて"と連呼する」「深呼吸をする」「文章にしてみる」「距離をおく」「一晩寝る」などがある。
怒りを表現する際には、主語を自分にした「I メッセージ」で伝える (アサーティブな表現)。客観的な事実や提案もできればなおよい。
「あんたはグズだ」というのは You メッセージ、同じことでも I メッセージは「私は、あなたが遅いと感じるので急いで欲しいと思っています」となります。
自分史を作ろう
キャリアをデザインするのは自分自身。自分史を書くことで、今後のキャリアを考える指標になるかもしれない。過去どんな意思決定をしてきたのか。その拠り所 (キャリアアンカー) は何だったのか。自分自身のふりかえりをしてみよう。