仕事の哲学

仕事の哲学』を読んだ。14 のカテゴリにわたって、ドラッカーの名言が引用されている。どのページを開いても心を揺さぶる言葉が書いてある。

  1. 成長
  2. 成果能力
  3. 貢献
  4. 強み
  5. 進むべき道
  6. 知識労働者
  7. 起業家精神
  8. チームワーク
  9. コミュニケーション
  10. リーダーシップ
  11. 意思決定
  12. 優先順位
  13. 時間管理
  14. 第二の人生

特に痺れた 3 つの名言を引用。

完全な仕事とは何か (成長)

紀元前四四〇年頃、ギリシャの彫刻家フェイディアスは、アテネパンテオンの屋根に建つ彫像群を完成させた。 だがフェイディアスの請求書に対し、アテネの会計官は支払いを拒んだ。「彫像の背中は見えない。見えない部分まで彫って請求してくるとは何事か」。 それに対し、フェイディアスは答えた。「そんなことはない。神々が見ている」。

自分を使って何をしたいか (進むべき道)

選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである。

部下の成功を自らの成功ととらえる (リーダーシップ)

優れたリーダーは強力な部下を求める。部下を激励し前進させ、誇りとする。 部下の失敗に最終的な責任をもつがゆえに、部下の成功を脅威とせず、自らの成功ととらえる。