議論のレッスン

議論のレッスン』を読んだ。議論という語感からディベートなどの討論を想像しがちだが、内容はもっとくだけていて、自分の言いたいことを正しく伝える/相手の主張を正しく理解するための方法を、身近な例や練習問題を通してわかりやすく解説している。

面白かったのは「やはり」という日本語の使い方を、数十ページにわたって分析していたこと。この本を読むと「やはり」に身構える体質になること間違いなし。