『小さなチーム、大きな仕事』の読書メモ。
要するに
Ruby on Rails や Basecamp で有名な 37 シグナルズの考え方や仕事の仕方を、ミニコラム形式で収めた本。「早く帰ろう」とか「時間がないは言い訳にならない」とか「一日にして成功はない」などなど、仕事の本質を再確認できました。しかしこれ、世界的に成功している 37 シグナルズが書いているから説得力があるのであって、どこぞのライターが全く同じことを書いて「仕事がデキる人になるための 37 の方法」ってタイトルで売ってたら心に刺さらないかも。
目次
- はじめに
- まず最初に
- 見直す
- 先に進む
- 進展
- 生産性
- 競合相手
- 進化
- プロモーション
- 人を雇う
- ダメージ・コントロール
- 文化
- 最後に
基本的にどのページを開いても付箋を貼りたくなるようなことが書いてある。いくつか引用。
あなたに必要なものを作る
すごい製品やサービスを生み出す最も単純な方法は、あなたが使いたいものを作ることだ。
決断することで前に進む
できるだけ「これについて考えよう」ではなく「これについて決断を下そう」と思うことだ。
経験年数は意味がない
経験の長さは過大評価されている。大切なのは、どのくらい質の高いことをしていたのかだ。
大げさに反応しない
まずいことが起こると、新しい規則を作りたくなるかもしれない。「誰かが短パンをはいてきた?服装規定が必要じゃないか!」いや、そうではなくて、短パンをはいてきた奴に忠告すればいいだけの話だ。
「なるたけ早く」は毒
「なるたけ早く」はインフレを起こす。