『巨象も踊る』を読んだ。ガースナー凄い、の一言。本人が書いているので多少の誇張はあるだろうが、現実に IBM は再生した。とにかく、ガースナーの意思決定が正確で早いことがわかる。
以下、付箋を貼った箇所のまとめ。
ガースナーの経営哲学
- 手続きによってではなく、原則によって管理する。
- 市場が、やるべきことを決定する。
- 悪いニュースを隠さないように。問題を横の連絡によって解決してほしい。
- 速く動く。間違えても、遅すぎよりも早すぎた方がよい。
- 地位や肩書きにかかわらず、率直な意見交換を活発に行おう。
- 部門責任者は、技術の言葉をビジネスの言葉に翻訳する役割を担わなければならない。
IBM の指導能力
勝利に焦点を合わせる
- 顧客についての深い理解
- 飛躍的な思考
- 達成への意欲
実行に全力を投入する
- チームを率いる
- 率直な発言
- チームワーク
- 決断力
勢いを維持する
- 組織の能力の構築
- コーチ
- 個人的な献身
核心
- ビジネスへの情熱
成功を収めている組織/経営者の性格
- 焦点を絞り込んでいる
- 実行面で秀でている
- 顔の見える指導がすみずみまで行き渡っている
標語
世の中には 4 種類の人がいる。
- 動きを起こす人
- 動きに巻き込まれた人
- 動きを見守る人
- 動きが起こったことすら知らない人