『リーダーシップ・チャレンジ』の読書メモ。
要するに
リーダーシップの教科書です。マネジメントとリーダーシップは違います。マネジメントには体系的な手法がある。ではリーダーシップは?…よく、「リーダーシップは生まれながらの資質だ。才能だ」と言われる。でも、そうではない。リーダーシップには共通の行動パターンがあり、誰でも身につけることができる。リーダーシップを磨くということは、人間を、自分を磨くことに等しい。
目次
- 模範的リーダーの「五つの実践指針」
- すべての基礎は「信頼」にあり
- 価値観を明確にする
- 手本を示す
- 未来を思い描く
- メンバーの協力を得る
- チャンスを見つける
- 実験し、リスクをとる
- 協働を促す
- メンバーに力を与える
- 功績を認め、感謝を伝える
- メンバーに力を与える
- 価値観をたたえ、勝利を祝う
- 誰でもすぐれたリーダーになれる
5 つの実践指針と 10 の実践、20 の具体的行動
この本の良いところは、精神論で終わっていないところ。また、ただのハウツー本でも無いところ。まず 5 つの原則をあげ、それらを 10 つの実践、さらに 20 の具体的な行動レベルまでに掘り下げている。ロジカルシンキングの手法で言うとロジックツリーですね。5 つの実践指針は以下。
5 つの実践指針
- 模範となる
- 共通のビジョンで鼓舞する
- 現状を改革する
- 行動できる環境をつくる
- 心から励ます
はい。書くのは簡単。本を読んで受け売りをするのはサルでもできるのです。頭でっかちにならないよう、具体的な行動で示したい。だから僕は「◯◯しなきゃなぁ」とか「◯◯したいなぁ」といった、薄っぺらい発言は (なるべく) 控えている (つもり)。以下、引用。
手本を示すというのは、実行することだ。それは言葉を行動で示すことであり、人に説いていることを自分でも行うことである。責任を果たし、約束を守り、言行一致を貫き、「する」といったことをすることである。