『仕事の哲学』を読んだ。14 のカテゴリにわたって、ドラッカーの名言が引用されている。どのページを開いても心を揺さぶる言葉が書いてある。
- 成長
- 成果能力
- 貢献
- 強み
- 進むべき道
- 知識労働者
- 起業家精神
- チームワーク
- コミュニケーション
- リーダーシップ
- 意思決定
- 優先順位
- 時間管理
- 第二の人生
特に痺れた 3 つの名言を引用。
完全な仕事とは何か (成長)
紀元前四四〇年頃、ギリシャの彫刻家フェイディアスは、アテネのパンテオンの屋根に建つ彫像群を完成させた。 だがフェイディアスの請求書に対し、アテネの会計官は支払いを拒んだ。「彫像の背中は見えない。見えない部分まで彫って請求してくるとは何事か」。 それに対し、フェイディアスは答えた。「そんなことはない。神々が見ている」。
自分を使って何をしたいか (進むべき道)
選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである。
部下の成功を自らの成功ととらえる (リーダーシップ)
優れたリーダーは強力な部下を求める。部下を激励し前進させ、誇りとする。 部下の失敗に最終的な責任をもつがゆえに、部下の成功を脅威とせず、自らの成功ととらえる。